購読者増という使命に加え、“ラストワンマイル”機能を生かした新たなビジネスの発掘にも挑戦。 Yu IIZUKA

販売局

販売局の大きな仕事は、YC(新聞販売店)の経営を後方支援することにあります。YCの方々と一緒になって新規購読者獲得を目指し、YCの売り上げ増、ひいては読売新聞の購読者を増やす努力を続けています。そのため読売グループのネットワークを駆使し、イベントや旅行会などさまざまな企画を立案・推進しています。また、YCは警察署と連携して一人暮らしの高齢者の見守りや声かけ活動を行い防犯に貢献するという役目も担っています。

飯塚 悠 飯塚 悠

2008年入社/文学部国際文化学科卒
入社後、東京本社販売局を振り出しに、中部支社、北海道支社を経て2016年5月より現職。学生時代に街で防災イベントを仕掛けた際、3人しか集められないという大失敗を経験。だが、再び同じイベントを仕掛けた時に、1枚の新聞の折り込みチラシが数百人を集める力に度肝を抜かれ、「チラシの担い手となっている新聞販売店に関わる仕事をしたい」と考えたのが入社のきっかけに。

届けないという選択は1ミリもない。YCの配達力に頭が下がった。

届けないという選択は1ミリもない。YCの配達力に頭が下がった。

私たちの使命って何だと思いますか? それは読者のもとに毎日確実に新聞を届けること、そして、新聞社への信頼そのものである“部数”を守ることです。日本の活字文化を支え、識字力や学力を向上させてきた新聞を、日本全国、いつでも気軽に読めるようにしてきたのが、一軒一軒新聞を配る戸別配達制度です。読売新聞の部数は約900万部。多くの読者が、月々の購読料を払って新聞をとってくださっています。その前線に立つYC(新聞販売店)の経営・業務改善策のスーパーバイザーとして、また部数増を図るイベントプランナーの役割を私たちは果たしています。YCの方々は日々、確実に使命を遂行されています。こんなことがありました。北海道支社時代、暴風雪で道内に8人の犠牲者が出るほどのすさまじい気象状況で、YCに新聞が届く時刻も遅れに遅れたのです。それでもようやく届くや、YCの方は当たり前のように配達に出かけました。深い雪のなかでも、一刻も早く読者に届けようと急ぎ足で回ったそうです。別の地区の担当時には、YCが火災被害に遭ったことがありました。事情が事情ですから配達されなくても苦情は出なかったでしょう。ところが、それでも新聞は届けられたのです。YCの「配達力」には本当に頭が下がります。だからこそ、バックアップを惜しまず、部数増につながるアイデアはないか。毎日考えています。

読売グループのネットワーク力を生かし、購読者増を図る新たな挑戦も 読売グループのネットワーク力を生かし、購読者増を図る新たな挑戦も

新聞は配達されなければ価値が損なわれます。YCの「配達力」を支えるためにも、スタッフの採用に関する相談にも乗りますし、雇用環境改善のアドバイスもしています。さらには、部数増につながるアイデアを提案、実行することでYCの経営を下支えするのが販売局のミッションです。そして、そのために何ができるのかを追求し続けることが私の仕事です。だから読売グループに限らず、あらゆるネットワークを活用します。東京本社に戻った時、北海道支社時代に築いたアスパラガス農家との人脈を生かすことを思いつき、東京の読者にアスパラガスを産地直送する企画も実行しました。農家はもちろん、東京の読者も、何より販売店の方がとても喜んでくれました。そのほか有名芸能人を呼んだイベントに購読者を招待したり、購読者限定の旅行を企画したり。何か面白いアイデアはないか。あれこれ考えるのは楽しいし、実現させて読者増につながれば大きな達成感を味わえるのが、私たちの仕事なのです。

販売店にはビジネスチャンスが眠っている。街中にあるはずのヒントを見つけ、販売店を応援したい。

販売店にはビジネスチャンスが眠っている。街中にあるはずのヒントを見つけ、販売店を応援したい。

現代人は「情報洪水」ともいうべき状況です。氾濫する玉石混交の情報のなかから、正しい情報や必要な情報を見極め、取捨選択しなければなりません。読売新聞は入念な取材に裏打ちされた情報を届け続けていますが、それに加えてYCには、地域のミクロな情報、地域の人々が欲する情報を届ける役割もあると思います。いわば人と人とをつなぐ「街の情報源」としてYCをとらえ直すと、まだまだ可能性があるはず。とくにラストワンマイル機能、つまり各家庭への最後の届け手として、実はさまざまなビジネスチャンスを秘めているはずです。個人的には、東京都が助成する街興し事業の活用を考えています。たとえば集金時など読者との接点を生かし、地元の“逸品”をPRしてYCが地域振興の旗振り役となって存在感を高めていく。YCの部数増となる可能性が高まりますし、同様の動きが全国に広がれば日本中のYCが注目されるのではないか。入社前に抱いていた“想い”が今まさに実現できるかもしれないと、ワクワクしています。

私の就職活動の軸

私の就職活動の軸