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エンジニアの仕事
メディアエンジニアの仕事とは
メディアエンジニア(技術総合職)は、読売新聞のイノベーションをITで支える技術者です。
国内外の取材拠点から送信されてくる記事や写真などのデータを集約して、新聞を制作するためのシステム構築を担います。
新聞制作だけでなく、業総務系システム、社内インフラ、印刷工場の生産設備、「読売新聞オンライン」などデジタルメディアの研究・開発を行う技術総合職になります。
読売新聞の発展に必要なデジタル戦略を考案、実行することも大きな使命です。
また、読売巨人軍などグループ会社のシステム支援も行っています。
インターンシップ情報、社員の日常を描くコラム、インタビューなどを掲載している読売新聞社メディアエンジニア職の採用サイトがオープンしました!
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ACTIVE FIELD
メディアエンジニアの 活躍フィールド
- システムをつくる
- 新聞制作システム
- 記事・写真・紙面データなどの送受信に関わるシステム
- インターネット・ニュース配信システム
- 経理・総務・販売・輸送に関わるシステム
- ICT環境を整える
- オール読売ネットワークの構築、管理
- メールやポータルサイトなどのITインフラ整備
- セキュリティ対策
- グループ会社のICT環境構築支援
- 生産設備を整える
- 印刷工場設備の開発・導入・管理
- 印刷資材の開発・導入
- 新聞印刷の安定稼働サポートと運用指導
- 紙面印刷品質の管理
- 仕組みを考える
- IT関連の新規事業の企画
- 技術情報収集
ニュース発信
世界中から集まるニュースを正確にいち早く伝えるためには、技術の力が不可欠です。取材記者や通信社から送られてくる記事や写真などのデータを一元管理。新聞紙面をつくり読者に届けるまでのシステムや、「読売新聞オンライン」にデータを配信する仕組みを構築しています。
国政選挙では、全国各地の最新の開票結果を届けるため、数か月前からシステム環境を整え、編集局・制作局・メディア局が一丸となって何度もリハーサルを重ねています。正確な情報を届ける。その「当たり前」を大切にしています。
印刷技術
世界一の部数を発行する読売新聞の印刷工場設備の開発、管理をしています。40ページの新聞は毎秒20部という超高速で印刷されています。その設備全体を正確に稼働させ、確実に新聞を発行することがメディアエンジニアの任務です。
全国30か所にもおよぶ印刷工場は、それぞれ輪転機のタイプ、紙、インキまでもが異なるので、色の濃淡や文字の見え方など、新聞の品質が一定に保たれるよう、美しい紙面づくりを追求しています。
AIを活用した輪転機自動運転など、新たな技術開発にも取り組んでいます。
デジタル
メディア
デジタル分野のジャーナリズムを支えるため、ニュースを発信する「読売新聞オンライン」のサイトやスマホアプリの自社開発を行っています。読売新聞のニュースは、自社サイトのみならずYahoo!ニュースなど100を超える外部企業にも配信されます。この配信システムの開発や、五輪のような大型イベントにおける特設サイトの作成など、メディアエンジニアが手掛ける業務は広がる一方です。
ニュースサイト以外にも、読売新聞が主催する展覧会のチケット販売アプリの開発など、編集や事業の職場とタッグを組んで、新たなビジネスやコンテンツ作りにも力を注いでいます。
社内インフラ
4000人以上の社員が社内システムを使うために必要な、セキュアなネットワークを構築しています。各地の拠点に出張して通信機器を導入するほか、五輪では現地に赴き、本社と取材拠点を繋ぐ専用のネットワークを用意します。
新聞社は信用・信頼が命。巧妙化するサイバー攻撃から重要な情報資産を守るため、最新のセキュリティ動向にも目を光らせています。
企業の運営に不可欠な経理や総務に関わるシステムや、新聞購読料の決済システムも開発しています。
グループ支援
グループ会社のシステム構築を支援しています。
読売巨人軍では、選手の試合結果、体調、映像分析などを管理するシステムや、球団公式サイト、ファンクラブの会員サイトの構築に取り組み、チーム強化やファンサービスに貢献しました。
よみうりランドでは、入場チケットをオンラインで購入できる会員サービスの立ち上げを支援しました。
メディアエンジニアの活躍の場は社内にとどまらず、広範囲に渡っています。
新技術の研究
新聞社には写真記者が撮影した年間650万枚に上る写真が保存されています。欲しい写真を簡単に見つけられるよう、AIによる画像認識を活用し、キーワードにより写真を検索するシステムを構築しました。
自然言語処理の分野では、新聞記事をラジオ原稿に自動変換する研究開発や、画像形式で保存されている明治・大正・昭和の新聞の記事部分を文字データ化する取り組みも行っています。ほかにも、輸送ルートの最適化の取り組みとして、印刷工場から販売店までの1000を超えるトラックの輸送ルートを可視するシステムを作り、コストダウンにも貢献しました。
メディアエンジニアは、新技術を研究して、課題解決に活かしています。
メディアエンジニアの 仕事の流れ
FLOW01 要件定義
新しいサービスや仕組みを構築する際、社内からは様々な要望が寄せられます。時間やコストを踏まえて、システム化をどう計画し、つくり上げるかがメディアエンジニアの腕の見せ所です。
-
- 編集局
- 広告局
- 総務局
- メディア局
- 販売局
- etc…
FLOW02 システム構築 (メーカー選定/設計・開発/システムテスト)
技術力や開発費・期間などを考慮し、協力会社を選定します。メディアエンジニアは連携する既存システムへの影響を考慮しつつ進捗を管理。必要とする性能に達するよう、稼働テストと検証を重ねます。
-
- Sler
- ハードベンダー
- ソフトベンダー
- 機械メーカー
- etc…
FLOW03 運用支援
本番稼働前に、社内各部署とシステム切り替え手順の最終調整を行い、運用支援も行います。稼働後も障害改修や修正要望への対応を続け、安定したシステムをつくり上げていきます。
-
- 編集局
- 広告局
- 総務局
- メディア局
- 販売局
- etc…
ニュースが
届くまで
メディアエンジニアの 仕事Q&A
メーカー技術者と比べ、
全体の運用を見る目が
必要な職種です。
社会に貢献する
エンジニアを目指して。
人それぞれの
仕事の醍醐味が
あります。
採用された本社に
勤務し、勤務時間は
休憩時間を含む
1日8時間です。
約2週間の全体研修の後
制作局で1ヶ月余りの
技術研修を行います。
数学、生物、機械など、
さまざまな学科の
出身者がいます。