仕事や子育て、老後の備え。 日々の暮らしに関わる 経済ニュースを 日々の暮らしに関わる経済ニュースを 少しでもわかりやすく、 多くの人に伝えたい。 少しでもわかりやすく、多くの人に伝えたい。 私たちの社会を、 よりよい姿にするために。 私たちの社会を、よりよい姿にするために。

経済部

沼尻知子NUMAJIRI TOMOKO

2006年入社/第二学群 比較文化学類卒

記者 PROFILE

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読売新聞を選んだ決め手

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読売新聞を
選んだ決め手

地域に根差した報道姿勢と、 自分に合うと感じた社風に 惹かれた。 自分に合うと感じた社風に惹かれた。

大学では新聞部に入部し、取材執筆活動を行っていました。大学運営関連、文化祭、芸術展、スポーツなどの学内ニュースを取り上げる一方で、学外の取材も精力的に行いました。特に、自閉症児の特別支援学校のルポを担当したことが、印象に残っています。校長先生が手作りの学校新聞を作り、自閉症の正確な情報を伝えることで、周囲の偏見や誤解を解こうとする姿を目にしました。新聞の役割を実感し、記者を目指すようになりました。私の実家が兼業のコメ農家だったことも影響したかな。主食を支える稲作は「猫の目行政」とも揶揄される国の農業政策に翻弄されてきたと感じ、農政をはじめとする政策決定のプロセスを伝える仕事をしたいと思っていました。読売新聞に魅力を感じたことの一つは、全国に支局を持ち、それぞれの地域に根差した報道が充実していた点です。地方の連なりが日本という国を作っていると思っていましたから。就職活動での面接や社員から感じたアットホームな雰囲気、個人の意欲や意思を尊重する風土、風通しの良さなど、社風が自分に合っていると感じて入社を決めました。

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私の仕事術

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私の仕事術

画一的ではなく多角的に ものを見る。 無駄な作業や時間を いとわない。

画一的ではなく多角的にものを見る。 無駄な作業や時間をいとわない。

入社後、青森支局を経て、水戸支局に勤務しました。いずれの支局も原子力発電と関連のあるエリアです。青森は六ケ所村に原子燃料サイクル施設があり、水戸は東海村に原子力発電所があります。私が記者として、初めて本格的に取り組んだのも原子力関連取材でした。例えば六ケ所村。地元に主だった産業がない中、原子力施設は地元経済にとって重要な位置づけですが、当然安全面から反対の声もある。地元が賛成、反対で分かれる中、どちらが正しいか、言い切れるものではありません。それぞれの声を聞いていく中で、画一的ではない多角的なものの見方の重要性を学びました。以来、取材においては、真っ白な状態で人の言葉に耳を傾けることを基本的なスタンスとしています。現在は経済部で内閣府クラブに所属しています。私が大事にしているのは、「無駄をいとわないこと」。重要な取材対象者と接触するには、ときには無駄な時間の積み重ねも必要です。一見無駄にみえる作業が思わぬ人脈や取材テーマの発掘につながることは少なくありません。「無駄」の中に、次につながるヒントが隠されていると思っています。

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成長を実感したポイント

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成長を実感した
ポイント

税制改正の取材合戦で 他紙に先駆けて報道。 夜討ち朝駆けを繰り返して 生まれた成果。 税制改正の取材合戦で他紙に先駆けて報道。 夜討ち朝駆けを繰り返して生まれた成果。

財務省で税制改正の取材を担当したことがあります。税制改正は例年、11月下旬から12月上旬の間に一気に決まるため、常に取材合戦、スクープ合戦になります。私が担当した2016年は、配偶者控除の見直しや酒税の見直しなど、暮らしに身近な税金がどうなるのかと注目が集まっていました。一日でも早く報道したい。そのためには人間関係を構築し、取材先との信頼関係をベースに、情報を聞き出す必要があります。他紙の記者も必死だから気が抜けない。そんな時、取材先のある方から、配偶者控除の変更内容に関する情報を得て、他紙に先駆けて報じることが出来ました。やりがいを実感した瞬間です。成果をなかなか出せず苦労したこともありました。日銀クラブで銀行担当になったのですが、取材先の人脈開拓が進まなかったのです。当時は、ある企業の経営再建を金融機関がどう資金繰りをして支えるかが大きなテーマ。複数ある取材先からターゲットを絞り、「夜討ち朝駆け」を繰り返してアプローチしました。金融の知識が浅かったので、片っ端から専門書や新聞記事を読み漁り、入念な準備をして、自分なりの問題意識をぶつけました。禅問答のようなやりとりを何度も続けたら、徐々に話を聞けるようになりました。少し成長したと感じた取り組みです。

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読売新聞で叶えたい未来

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読売新聞で
叶えたい未来

「この分野なら」 「この人の取材なら」。 そう思ってもらえる 記者を目指したい。 「この分野なら」「この人の取材なら」。 そう思ってもらえる記者を目指したい。

現在所属する内閣府クラブでは、GDP(国内総生産)をはじめとする各種マクロ経済統計を担当。直近では、新型コロナウイルスの感染拡大が日本経済に与えた影響の大きさなどを紙面で伝えました。心掛けているのは分かりやすく伝えること。例えば「巣ごもり需要」が拡大して、家で飲む「チューハイ・カクテル」の消費が大幅に増えているなど、出来るだけ具体例を盛り込むようにしています。今後目指すのは「この分野ならあの記者が詳しい」「この記者の取材なら受けたい」と思ってもらえるような記者になることです。自分の得意分野を作るためには、常に勉強し続けることが大事だと肝に銘じています。
日々の取材を通じて、「経済」は一人ひとりの暮らしの積み重ねだと感じます。経済がどうなるかは、私たちの給料や働き方、就職活動、子育てや老後の備えなど、生活そのものに大きく影響します。難しいと思われがちな経済のニュースを少しでもわかりやすく多くの人に伝えることで、よりよい社会につながる方法を一緒に考えるきっかけになればと思っています。

休日の過ごし方 WHAT DO YOU DO ON YOUR DAYS OFF?

一歳の息子と、近所の児童公園や雑木林を散歩するのが定番の休日の過ごし方です。木の実を拾ったり、鳥を追いかけたりしていると童心にかえって気分転換にもなります。ホットヨガで汗を流すのもリフレッシュの一つ。また、最近はパン作りにハマっています。ロールパンには自信があります。

ある日のスケジュール ONE DAY SCHEDULE

午前

午後

起床、朝食準備

息子を起こし、朝食 保育園の準備。保育園の送りを夫に任せて出勤。

記者クラブ到着 経済統計の発表時刻を待ってオンライン用の速報記事を送信。
記者レクチャーに出席。

夕刊用の原稿を出稿

原稿の大刷り(大組み版の校正刷り)を確認

今後のスケジュールを確認、取材先へのアポ入れなど

昼食

朝刊用の原稿を出稿

エコノミストのオンライン勉強会に参加 日本経済の今後の成長率見通しなどを聞く。

西村経済再生担当相の記者会見、メモおこし

時短勤務のため、記者クラブを出る

保育園にお迎え、帰宅

原稿確認、夕食

大刷り確認

就寝

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