運動部マネジャーにも 通じる、秘書の役割。 経営幹部の適切な 経営判断を陰で支える。
能繭子NO MAYUKO
2019年入社/法学部政治学科卒
経営管理 PROFILE0104
読売新聞を選んだ決め手
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読売新聞を
選んだ決め手
新聞社は、 裾野の広さが魅力。 OB・OG訪問では 先輩たちの熱意に惹かれた。
新聞社は、裾野の広さが魅力。 OB・OG訪問では先輩たちの熱意に惹かれた。
子どもの頃から読書が好きで、星新一や浅田次郎の小説を愛読していました。また、新聞を読む習慣があり、活字の世界に慣れ親しんで育ちました。ただ、就職先として新聞社を意識したのは、大学に入ってからです。学生時代、美術館や博物館に行くのが趣味で、学芸員の資格を取ったのですが、展覧会などの文化事業も新聞社が手がけていることを知って関心がわきました。新聞社は、自分の「好き」に様々な面から関わっていると気づいたからです。読売新聞は職種別採用を行っており、高校・大学の部活動を通じて「縁の下の力持ち」に向いていると考えていた私は、経営管理を選びました。キャリアの初期から経営幹部とコミュニケーションを取り、経営についての考え方を学ぶ場面があることや、様々な部局の人と関わることができることにも、魅力を感じました。新聞社はたくさんありますが、読売を選んだ決定打は、実際に読売で働く人たちとの出会い。説明会に行き、OB・OG訪問を重ねましたが、読売が好きだという熱意を皆さんに感じ、ここで働きたいと思うようになりました。
0204
私の仕事術
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私の仕事術
入社3年目で秘書部へ。 経営幹部の視点を 意識する。
入社3年目で秘書部へ。 経営幹部の視点を意識する。
経営管理で採用された社員の一部は、経営幹部の仕事を陰で支える「秘書」も経験します。入社3年目での秘書部への異動には、緊張を覚えたものの、大学のフェンシング部でマネジャーをしていた経験から、自分に向いているかもしれないとも感じていました。マネジャーは、宿泊の手配をしたり、トレーニングのメニューを考案したりするなど、選手のパフォーマンスを引き出すための業務を担います。秘書は、社のイベントなどに同行する場面もあり、華やかなイメージがあるかもしれません。しかし、実際の仕事の大部分は、会議や面会の日程の調整など、経営幹部が余裕をもって適切な経営判断を行うためのスケジュールを組み、準備を整えること。支える側に徹するという意味で、マネジャーの仕事と、共通した要素を感じます。秘書として、特に意識しているのは、経営幹部の立場だったら、何が必要かを常に考え、先回りをして準備することです。これは一例に過ぎませんが、その日、幹部が懇談するお相手のニュースなどをチェックし、事前に渡す――など、細かい点に気を配っています。
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成長を実感したポイント
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成長を実感した
ポイント
数字と格闘した 経理部時代。 その経験が、 秘書部での糧に。
数字と格闘した、経理部時代。 その経験が、秘書部での糧に。
取り組んでいた業務のひとつひとつが、全体としてつながっていることに気づくたび、自分が少し成長したと感じます。入社してすぐに財務部、2年目には経理部に配属されました。慣れない数字を扱う仕事に苦戦しながらも、数字を通して会社の健康状態を見る力が徐々に身につきました。そして、当時は意識していなかったことですが、秘書部で経営幹部のそばで働くと、実際に財務・経理の社員がまとめたデータが、経営判断に生かされていることを目の当たりにしました。とてもうれしく感じた瞬間でした。私個人の仕事では、コロナ禍の中で、経営幹部が例年参加している大規模な祝賀会の参加者名簿を経理部時代に培ったスキルで、短時間でリストにまとめることができたときのことが印象に残っています。経理部で膨大なデータと向き合っていた時間と苦労が報われたような気がし、やりがいを感じました。
0404
読売新聞で叶えたい未来
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読売新聞で
叶えたい未来
人との関わりに喜び。 読売の魅力を 多くの人に伝えたい。
人との関わりに喜び。 読売の魅力を多くの人に伝えたい。
秘書部では、社外の方と連絡をとる場面が多く、対外的なコミュニケーションスキルを磨いています。てきぱきと仕事をこなす先輩方に日々刺激を受け、自分もいずれは後輩に頼られるよいお手本になりたい、と考えています。また、担当する幹部は新聞社特有である「社説」を議論し作り上げる論説の仕事をされています。日々会議を行い、修正を重ねた原稿が翌日の紙面に掲載される流れを近くでサポートすることで、自分自身もより深く読売新聞の記事を読むようになったと感じます。こうした経験のひとつひとつが、読売新聞という会社の全体像をつかむことに役立っています。私自身は、たくさんの人と関わることに、喜びを感じるタイプです。今後は別の部署で仕事をする場面があるかと思いますが、その際は、外部の方に、読売新聞の魅力を伝えていくような仕事で貢献できればと思っています。そのときは、読売新聞に関心を持つ学生さんともぜひお話ししたいですね。
宝塚の熱烈なファンで、コロナ禍などの事情がなければ月1回ほどのペースで公演に行っています。地方公演で、現地の「丼もの」を食べるのも楽しみのひとつです。おすすめは、北海道の豚丼です。
午前
午後
夜
出社 メール、朝刊各紙の社説をスクラップ、お悔やみの確認、執務室を整える。
朝の打ち合わせ 1日の予定の詳細を担当役員と執務室で打ち合わせ。
役員専任ドライバーに1日の予定の確認
会議室の設営 コロナ禍でオンライン会議が増えているためミスがないよう機材を設置し動作確認をします。
翌日の会合場所に確認の連絡
昼食
来客対応
会合場所の予約や案内状を作成
配車手続き
社説のゲラをお渡し。指示があれば執筆者に取り次ぐ
お見送り
執務室の片付け、明日の打ち合わせ資料の準備
業務終了