スポーツ・エンタメなど 新たなビジネスによる 収益向上のため、 データエンジニアの中心として 読売新聞グループの データ基盤を整備・駆使する。
スポーツ・エンタメなど 新たなビジネスによる収益向上のため、 データエンジニアの中心として 読売新聞グループの データ基盤を整備・駆使する。
古殿文哉FUMIYA FURUDONO
2014年入社/工学研究科修了
DX推進 PROFILE0104
読売新聞を選んだ決め手
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読売新聞を
選んだ決め手
新聞制作以外の幅の広さや グループ会社の多さに 魅力を感じる。 社風や雰囲気の良さも 決め手に。
新聞制作以外の幅の広さや グループ会社の多さに魅力を感じる。 社風や雰囲気の良さも決め手に。
大学の専攻は情報系、特にソフトウェアの分野だったのですが、就活を始めた当初から開発ベンダーでシステム開発をするより、さまざまなツールやサービスを使う方が楽しそうだなと思っていました。そんな中、たまたま説明会で読売新聞の話を聞く機会があり、新聞制作以外の業務の多さやグループ会社の存在を知り、興味を持ちました。
当時はSNSが流行り始めた頃だったので、逆に紙媒体の重要性を考える機会にもなり、紙とWebの共存や棲み分けというテーマは、単なる仕事選び以上のやりがいにつながるだろうなと考えていました。同業他社やテレビなどのメディア業界全般も見ていましたが、面接などで実際に社員と話しているうちに読売は社風や雰囲気の良さが伝わりましたし、本格的なデジタルへの挑戦はこれからという印象だったので、活躍の場は増えるだろうなとも感じていました。
0204
私の仕事術
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私の仕事術
現場の要望をうのみにせず、 背景や意図を理解し、 情報を整理する。 「本当に必要なもの」 「新しいビジネスに つながる改善策」を提案する。
現場の要望をうのみにせず、背景や意図を理解し、 情報を整理する。「本当に必要なもの」 「新しいビジネスにつながる改善策」を提案する。
社内エンジニアは、システムを運用する現場部署からの「〇〇がしたい」という要望をそのまま実行するだけでは意味がなく、「いろいろな選択肢の中から、本当に求めているものを提案できること」が大事だと思っています。より手間もコストもかけずに実施できる方法やリスクの少ない方法、何かあった場合の逃げ手など、さまざまなオプションを提案できる必要があります。
そのためには、相手が理解できるように噛み砕いて説明するところから始め、聞き出した話をもとに情報を整理し、実現したいことの要点を押さえることが重要です。要点がわかれば、システムを改修せずとも別のツールで代替したり、費用をかけずとも既存機能の応用で7割くらいを実現したりして、「早く小さく」実施することができます。効果の薄いものはそこで止め、新たなビジネスにつながりそうなものは改善して大きくしていく、ということに日々取り組んでいます。
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成長を実感したポイント
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成長を実感した
ポイント
巨人軍への出向が転機に。 GIANTS ID導入やデータ収集に 取り組んだ経験が、 読売新聞グループの データ基盤開発の礎に。
巨人軍への出向が転機に。 GIANTS ID導入やデータ収集に取り組んだ経験が、 読売新聞グループのデータ基盤開発の礎に。
入社してから大きな転換点が2度ありました。最初は新聞制作システムを主に担当していましたが、入社4年目に、巨人軍に出向することになりました。当時、巨人のシステムはファンクラブやECサイトなどがそれぞれ別の部署で構築されていたため、サービス単位でしかユーザーを分析することができない状態でした。これを解消し、すべてのサービスを通してよりよい顧客体験につながるようマーケティングできる環境を整える、というのがミッションでした。
GIANTS
IDを導入してすべてのユーザー行動を紐づけたり、ドメインをgiants.jpに統一してWebデータを収集したりできるようにしました。単にシステムを更新するだけでなく、データ分析に必要な知識や観点なども、現場の担当者の業務を通じて学ぶことができました。また、BtoCのサービスでは次々と新たな施策を行うため、毎年いろいろなシステム開発やサービス導入をしました。アプリの更新やグッズ店舗の出店なども、よい経験になりました。
これらの経験を踏まえ、10年目からは読売新聞グループ全体のデータ基盤であるyomiuri
ONEの開発に携わることになりました。新聞社や他のグループ会社では読売IDという共通のIDに統合が進んでおり、それぞれの会員情報やWebデータをひとつにまとめ、グループ横断でのマーケティング施策を行える環境を整える、というのが今のミッションです。最初の頃は日々発生するエラーに対処することに追われていましたが、今では数十個ある関連システムの連携を維持し、新たな施策を行うための開発をスピーディーに進めています。現在の業務が遂行できているのも、巨人軍時代にさまざまなサービス導入に携わり、ビジネス観点で取捨選択の判断ができるようになったことが大きいと感じています。
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読売新聞で叶えたい未来
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読売新聞で
叶えたい未来
スポーツ・エンタメ事業での 収益向上のため、 データ基盤を担当する エンジニアの中心として 読売を支える。
スポーツ・エンタメ事業での収益向上のため、 データ基盤を担当する エンジニアの中心として読売を支える。
新聞を読まない人が増えていることは学生時代から実感しています。ユーザーとのタッチポイントを増やすという意味でも、巨人をはじめとするスポーツ・エンタメ分野で収益向上を目指す必要があり、その裏では、必ず何かしらのシステムやデータが必要になります。読売新聞グループでは、スポーツ・エンタメ分野やyomiuri
ONEのようなデータ基盤を担当するエンジニアの割合は、まだ多くありません。私たちDX推進本部のエンジニアチームが中心となり、事業局やビジネス局、巨人軍などグループ会社の支援を強化していきたいと思います。
また個人的には、ブロックチェーンや量子コンピュータなど新しい技術に関する情報収集を続けており、支援だけではなく、一から提案できれば面白いなとも思っています。
お酒を飲むのが好きなので、週末はなじみの飲食店街に行きます。そこで知り合った人に誘われて、舞台や映画を見に行ったり、バーベキューをしたり、少し遠出して別の街に飲みに行ったりすることもあります。また、制作局の草野球チームにも年数回参加し、リーグ戦や紅白戦、そして野球後の反省会を楽しんでいます。
午前
午後
夜
起床
出勤中に紙面ビューアで朝刊チェック
出社
朝会でチームメンバーの1日の予定を共有
メールチェック、夜間処理の確認(エラーがあれば障害対応)
昼食
打ち合わせ(進捗確認、方針検討、タスク調整)
テスト、リリース作業
チームメンバーのタスクレビュー
行きつけの店でお酒を飲んだ後、1時間くらいかけて歩いて帰る
帰宅して就寝